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辞書引き学習で子どもが見る見る変わる 深谷 圭助

辞書を引いて国語力を上げようという方法。たしかに、小学校3年になってから、辞書の引き方を画一的に教える方法では、辞書を活用できるようになるとは思えない。

だから、もっと早くから、「知っている文字に付箋を貼る」方法で、子供自ら辞書に興味を持たせるようにできる というのは、良い方法だと思いました。

自ら知りたい、楽しいと思う勉強方法自体は、どんぐり理論的にも沿っていると思うので、小学校1年になって辞書を与える時には、著者が提案する 辞書に興味を持たせる方法を試してみようと思いました。

ただ、、、すこし気になる点。

ここでも著者は、早ければ早いほうが良い・・・的な論理が先行している。

5歳~7才が適齢だが、3歳からでも良いと書かれている。

これは正直言って全く賛同できなかった。3歳ならおもちゃで遊ばせたほうがよっぽど良いでしょう。

文字を3歳から読めるようになってもなんの良い事もないと思いますし、デメリットのほうがあると思っています(系統的な知育を5歳以下にすると、後で理解が薄くなる byミスエデュケーション)

私が思うには、小学校1年生のスタートのタイミングが一番良いんじゃないでしょうか?

それと、量をどんどんしていくのを推奨するのも、我が家の方針にはちょっと合わないな・・・と思いました。

確かに、著者がいうとおり、導入当初は、辞書の仕組みを体感するために、一定期間 辞書にハマる 経験があるのは良いと思いますが、

著書に記載ある第三段階の付箋には興味がなくなり、関連語に興味を持ち始める・・・の段階になれば、我が家的には十分かなと思います。

逆にそれ以上、写真にあるように何万語も調べまくって量を追い求めるのは、違和感を覚えてしまう。。

じっくりゆっくりのどんぐり理論には合わない勉強法になってしまう気がしました。

結論
我が家では、辞書に興味を持たせる方法は参考にさせて頂いて、辞書の仕組みを体感することは取り入れたいと思いました。
ただ、量は追い求めず、暇つぶしに5分10分読む程度で十分。たまに読むくらいでも十分だと思います。

低学年の時は、聞かれたら口で教えるでしょう。まー色々な辞典があるんだな・・くらいで良いと思います。

なんでもかんでも辞書で引けとは、ならないように気をつけたいと思います

 追記・・・

糸山先生のブログを探したら、辞書引き学習についてこのようなコメントがありました・・・

-------------引用ここから-------------------

●辞書引きも同じです。辞書は引き方さえ一度分かればオワリにします。無駄な時間を使いすぎます。そんな余裕はありません。思考モデル(思考回路)作成をすべき時期に知識の蓄積(最低の思考回路であるコピー回路の強化)と付箋を付けるという単純作業だけをして勉強をした気分になっているだけです。最も進むべきではない小学校の未来です。

--------------ここまで------------------

反対されているようでした。やっぱりね。

確かに付箋をつける・・てのはコピー学習にあたるように思います。

やっぱり知識偏重の教育は、先生のおっしゃるとおり、させないほうが良いのかもしれませんね。

やっても、辞書を与える時に、「知っている言葉を探す」と面白いよ・・・くらいでしょうか。勉強方法では取り入れません

 

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