強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話
- 2015/01/26 13:04
- カテゴリー:読書感想
これは良かった。この本を読んで思った事は、センスオブワンダー、子供の探究心を引き出すには、大人はとことん子供側に寄り添う必要があるということ。
具体的には、マンガや映画、遊び、そして自然体験を通して、生きていくすべての中に学習が含まれており、机上で教科書の中の事から得る事だけが学習ではないっていうこと。
学習の導入には、まんがや映画を使って、とにかく子供の興味を引く努力をしなければならないこと。
そして、子供がしている事が、将来役に立つか立たないなんか、大人の都合の良い尺度で選別してはならないって事。
(コネクティング・ドッツ ・・・その場その場で夢中になっているものが、後になっていつのまにか繋がる)
どんぐり理論のようにスマートな方法ではないのですが、子供目線に立って教育するという部分は似ていると思いました。
(理論がないので、実践するのに難しさがあると思いましたが)
いくら親が正しいと理屈っぽく説明しても、子供はやりたくない・興味がない事が多々あります。
子供に興味を持たせるためにはどうすればいいだろう? そんな視点を存分に与えてくれる良書でした。
まー 男3兄弟だからこその仕掛けがいっぱいなので、我が家の2姉妹に同じ方法が通用するとは思いませんが。
(競わせたり、戦ったり)
子供といっぱい遊んであげたいな・・と思える一冊
長男さんが 始めた 探求型学習も、ラーンネットグローバルスクールの探求型学習と 良く似ており、家庭学習で探求型学習をしてみたい人には役立ちそう。