どんぐり倶楽部、デンマーク式教育に沿って「あえて大学受験を目指さない」子育て日記。
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2014-08-05 19:00:31
親には自らの子に対して「失敗させたくない」という感情があります
成績が落ちないように、運動会で負けないように。恥をかかせないように。
色々な手を先に打って、アドバイスや対策をします
その感情はわかります。自らの子が失敗するのを見てられない気持ち。
ついつい、わかってはいても、子供が困っている姿を間近で見ると、助け船や求められてもいないアドバイスをしちゃうんですよねー。
でも、それが本当に子の為になるのでしょうか。
大人の成長スキルと、子育ての成長スキルは異なるかもしれませんが、
子供の時さえ失敗の経験をしなかった人間が、大人になって失敗を糧に成長するとは考えられません。
また、失敗しそうになる度に、先にアドバイスを出したりすると、失敗はダメっていう隠れたメッセージを与え続ける事になりそうです。
現代の子が、どんどん安定志向になり 大企業指向になっているのは、子供時代に失敗の経験が少ないのと関係があるのではないでしょうか。
私は、小学校のうちにたくさん失敗してたほうが子供のためになると思っています。
失敗に強い子になって欲しい、失敗を恐れない子になって欲しいと思うからです。
もちろん、命に関わるような重大な事は、先にアドバイスしますが。
そして、みごとに失敗した時に、怒らず笑ってあげるのもコツだと思います。そして聞かれた時しかアドバイスは絶対しない。
昔の人は、「若い時には苦労をさせろ」といったものですが、私の場合は「子供の間に失敗をさせろ」を実践しようと思っています。