どんぐり倶楽部、デンマーク式教育に沿って「あえて大学受験を目指さない」子育て日記。
トップページ > 教育についての考察 > 早期教育のについて考える > モンテッソーリと早期教育を同時進行?
2014-08-08 10:46:24
早期教育の実践されているブログを見ていて違和感を感じる事があります
モンテッソーリ教育と早期教育(七田教室、家庭保育園等)を同時にされている方が、非常に多いんです!
全く逆というか、正反対の理論だと思うんですが・・・
確かに モンテッソーリも3歳までを「敏感期」という非常に重要な時期としており、早期教育の3歳までに知育をするという概念と年齢と重要視している点が同じだといえます。
しかし、この2つの理論は全く逆の考え方ではないでしょうか?
モンテッソーリは 子供の自発的な欲求をできるだけ自由にさせる。親は辛抱強く手を出さないで見守ってサポートに徹するとう考え方に対して
早期教育は、親が子に対して、知育等のプログラムを与えるという考え方で、本来は全く正反対の考え方だと私は思います。
ところが、家庭では、知育に熱心なお母さん達は、普通に並列に取り入れているのです。
まるで、短距離走と長距離走の練習の良いところを併用してトレーニングする!って言ってるようなものです。その2つの理論は相容れないって事です。
しかし、なぜモンテッソーリだけが早期教育好きなママに取り入れられているのか。
これは、私が推測するに、モンテッソーリは「教具」を使用するからだと思います。
教具を使用して指先を鍛える・・・このトレーニングの表面的な部分では、早期教育と似ているように思うのでしょう。
何かを子供に働きかけて(させて)、それで子供の能力を開発できる・・このパターンにモンテッソーリは当てはまるのです。
いやはや!表面的な理解!
モンテッソーリは、そんな能力開発の理論ではないと個人的には思いますが・・・
そして、早期教育ママには、モンテッソーリという良い教育方法も、たくさんある教育方法を自分でミックスして取り入れていると思います
要するに、良いところばっかり取りして子供に与えるです
全然違う方向の理論を、ミックスして自己流で取り入れる・・これは良いのでしょうか?
私的には日本人が良い所をミックスする考え方になるのは、日本が無宗教なのと関連していると思うので、少しだけ自論を紹介・・させてください。
普通の国は、宗教を持っていますので、悪とは何か 絶対的な価値感があります。
でも、日本は超珍しい 無宗教の国で、神道というベースはありながらも、仏教、キリスト教など 多数の宗教が混在しており、ミックスしてきました。 それ自体が良い所を取るという考え方をしているように思います。それとどの宗教にも存在するタブーといわれる絶対悪がないのも新道の特徴です。
あ、全然 関係のない話してしまいました・・