どんぐり倶楽部、デンマーク式教育に沿って「あえて大学受験を目指さない」子育て日記。
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2014-08-06 18:11:35
どんぐり倶楽部の理論について、すごいと思うところばかりですが、最もすごいと思う点が、イメージ操作力の強化できる点です。
文章をオリジナルの絵にする課程において、子供はまず、頭の中でイメージします。
それを紙に書き写すのが、「良質の算数問題」の方法です。
この、文章をイメージ(絵図)に展開するという事は、たまたま算数問題として使われていますが、世の中にある、すべての仕事で使われる能力ではないでしょうか。
しかも、クリエイティブであればクリエイティブな仕事ほど、必要になってきます。
この「すべて」に役立つという点が、私が最も「良質の算数問題」が好きな理由です。
私は小学生の時に、公文式に通っていましたが、「これって大人になってからも役に立つのかな?」とずっと思ってました。
受験勉強も、仕事で役に立たないのに、受験という目的の為だけに勉強する・・・というのが苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
でも、「良質の算数問題」は、受験しない子供にでも役に立つのを明確に説明できます。
例えば、お菓子が好きで、将来パティシエになりたい子供がいるとしましょう。
その子に、お菓子を作るには、まずイメージすることが大事だと教えれば、問題する事に、さらに意味をプラスできます。
私は、自分の子供の進路として、良い大学に受かるよりも、クリエイティブな仕事が出来るようになったほうが嬉しかったりするのですが、
子供が将来どちらを目指すにしても、「良質の算数問題集」さえしていればどちらにも役に立ちます。
要は、応用が効く能力なのです。
私は、パティシエの小山進さんを尊敬しているのですが、小山さんを見る度に、商品の技術は元より、商品をイメージする力に長けていると感じます。
イメージ力を養うのは、どんぐり倶楽部以外では もちろん見たことないです。
他にも理由はありますが、「良質の算数問題集」をやる一番の理由はイメージ力の強化です。